子どもたちには楽しく過ごしてもらいたい。
学校の終わった放課後の時間を伸び伸びと楽しんでもらいたい・・・これが私たちの願いです。
どうやって楽しさを感じてもらうか。その答えとして「美術・アート」にこだわっているのが私たちパンダアカデミーきょうとです。
とはいえ、もちろん学校の宿題をはじめ療育にも力を注いでいます。
子どもたちのアートには可能性がいっぱいで、大人も同じ目線で共に驚き、喜び、新しい発見に感動します。「この色きれい!」「こんな発想思いつかないわ!」「勢いよく線が描けてる!」 そんな言葉が教室に溢れ、自然と笑顔が生まれます。みんなから伝えられる「いいね、すごいね。」といった肯定的な言葉が自信となり、「もっとやってみたい!」「勉強や家のお手伝いもがんばってみたい」と意欲や積極性が育ちます。
美術作品には間違いも失敗もありません。画用紙にひかれた線や色が、粘土でかたち造られた立体物が、時にはくしゃくしゃに丸められた色紙が一人一人の個性となって輝いています。作品を家に持ち帰って、自分がどんなに工夫したか話してくれるでしょう。その姿や会話に保護者の方も「よくがんばったね。」と心から伝えられるのではないでしょうか。
そして子供たちの心には自信と意欲が芽生えさまざまなことに挑戦してみようという気持ちが強くなっていきます。
「 子どもたちにアートを通して褒めて育てる」ことがパンダアカデミーきょうとの考え方です。
つまり美術は意欲のきっかけ作りだと私たちは考えています。もちろん最初から自由に絵が描けて、アートを楽しめる子どもばかりではありません。
入所当時には美術に全く関心のなかった子供達も大勢います。その日の学校の出来事や気分が影響して手が動かないこと、椅子に座っていられないことも多くあります。 そんな時に「やりたくなる」ように環境を工夫していくことが私たちスタッフの役割です。 そっと手を添えてみること、机でなく床に座って作ること、絵の具をペンに変えてみること・・・少しの工夫と言葉掛けが子どもたちへの力となり変化につながります。
美術に特化したパンダアカデミーきょうとには専門のアートスタッフとして小・中・高の美術教師、造形作家、デザイナーといった、 美術・芸術・デザイン分野のプロフェッショナルの講師陣が毎日お子さまのアート活動をバックアップさせていただきます。
小学1年生から高校3年生の時期は物事を大いに吸収できる時期です。そんな大切な時期を有意義に過ごしていただけるように、さまざまなレクリエーション等を通して協調性や社会のルールが身につくように工夫もしています。私どもは美術を教えるだけにとどまらず、子供たちの能力を引き出し、社会に出ていける人間育成を目指して日々努力をしています。
主な取り組みの内容
パンダアカデミーきょうとは「毎日美術、いっぱいアート」が合い言葉。お子さまは多様な表現を毎日体験することが出来ます。
絵画 | 絵の具、サインペン、クレヨン、色えんぴつなど、さまざまな画材を使って、模写や想像画などを自由に描きます。 創造性と観察力が高まります。 |
立体造形 | 素材を活かし造ることで立体的なとらえ方を学びます。遊びの感覚から自由な発想が生まれ、造形力が養われます。 |
デッサン | 鉛筆デッサンを行うことで観察力が高まります。また美術系高校・大学への進学に向けた実技力を身につけます。 |
染色 | 草木染め・しぼり染めの手法を学び、自然から生まれる色の豊かさを知ると新たな発見が体験できます。 |
ビジュアルデザイン | レタリングや色の構成からデザインに触れていきます。デザインを通じて言葉や文字・数字への関心が深まります。 |
彫刻・彫塑 | 粘土に触れることで脳が活性化して、感覚機能が高まるとともに、手指の発達機能を促進します。 |
日本画 | 墨による線描や日本画の画材を使った表現を学びます。模写や作品鑑賞を通じて日本の伝統文化に触れます。 |
一日のタイムスケジュールの例(学年によりお迎えの時間は違います)
月~金 | |
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13:00 | お迎え開始(学校へ) |
15:00 | 手洗い・検温 |
15:30 | 宿題 |
16:00 | おやつ |
16:30 | 美術とレクリエーション |
18:00 | 順次ご自宅にお送りします |
土、学校休校日 | |
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9:00 | お迎え開始(ご自宅へ) |
10:00 | 手洗い・検温 |
11:00 | 宿題 |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 美術とレクリエーション |
17:00 | 順次ご自宅にお送りします |